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世界における飢餓との戦いで、ブロックチェーンがどのようにして強力な武器になり得るのか。



今年の World Blockchain Forumカンファレンスは、今週2日間に渡りドバイのMadinat Jumeirahにて開催されました。世界中のスタートアップ企業が集まり、業界に変革を起こす以上のことを約束し、投資家に利益をもたらす暗号関連ビジネスについて話し合いました。何人かの起業家は、世界の飢餓に終止符を打つなど、すべての人類が直面している根本的な問題を解決するビジネスモデルと技術に自信を持っています。

「ほとんどの人はビットコインのような暗号通貨の原動力としてブロックチェーンを考えているだけです。しかし、この技術は金融分野をはるかに超える可能性を秘めています。事実、当社は小売業者が無駄を大幅に減らし、数十億を節約し、飢餓に直面していたかもしれない数百万の人々に食料を届ける役に立つだろうと信じています。」と、小売業者からデータを収集し、分析するAI駆動プラットフォーム、 OSA DC のCOO、Alex Zdrilko氏は話しました。

Zdrilko氏とその同僚たちは、東ヨーロッパの小売業者とのパイロットプログラムで技術を証明した後、世界中での採用に向けてビジネスモデルを投資家や仲間の暗号起業家に投げ掛けています。その中には、多数の業界専門家が同意する議論も含まれています。すなわち、ブロックチェーンは、すべての業界における非効率さへの取り組みに対し構造的な変化をもたらし、あらゆる国家が再発する犯罪、貧困、飢餓など市民が直面する問題にどう取り組むのかを力強く変えるでしょう。

小売に主眼をおくOSA DCプラットフォームは、ブロックチェーンの分散元帳に格納されたデータの絶対的な透明性、セキュリティ対策、および破損耐性により、食料品小売業界において毎年少なくとも1000億ドルにのぼる廃棄(賞味期限切れにより廃棄される食料品)による無駄を削減します。Zdrilko氏の築き上げたOSA DCプラットフォームのAI駆動の頭脳は、店舗のサプライチェーン全体にわたり生鮮食品の在庫を監視し、賞味期限が近い製品を特定し、廃棄を最小限に抑えるために、店舗全体において商品の割引を自動的に実施します。さらに、生鮮食品の賞味期限が過ぎる前に、まだ販売されていない商品を、貧しい人々や栄養失調の人々のための地元のシェルターや食糧プログラムに寄付することができます。

「可能性を想像してみてください!ブロックチェーン技術を用いることで、牛乳1本、レタス1つ、パン1斤までもが捨てられることはありません。」とZdrilko氏は述べています。「この驚くほど透明で効率的でインテリジェントなテクノロジーを取り入れるためには、サプライチェーンの店舗とパートナーが必要です。

店舗での無駄な廃棄物の削減により1,000億以上を削減するだけでなく、Zdrilko氏は、ブロックチェーン技術を活用することで、小売業界が苦労している在庫不足の問題、すなわち顧客の需要に応じて常に十分な供給を確保するという常に変動する課題を解決し、毎年4,000億ドルの損失を削減出来ると約束しています。OSA DCプラットフォームを支えるAI駆動エージェントを利用して在庫を管理することで、店舗の製品が決して在庫切れにならないようにします。このプラットフォームは、製品の製造場所や加工場所、使用されている場合にはどのような防腐剤が追加されたか、材料と栄養成分に関する情報など、賞味期限のみでなく、近所の食料品店では以前利用できなかったデータを消費者は知ることが出来ます。

世界経済フォーラム(WEF)が発表した最近の報告書では、 「食品イノベーションの促進における技術革新の役割」 と題して、 世界の食糧生産の3分の1にあたる約13億トンの食糧が毎年サプライチェーン上で、また消費者によって無駄になるなど、食品流通の非効率性についてまとめられています。

報告書では、新たな技術は、農場から小売業、そして最終的に消費者に至るまで、食品チェーン全体をより効率的にする上で基本的な役割を果たすことができると結論づけています。OSA DCのAlex Zdrilko氏は、食品業界でのこのニーズの高まりにより、小売業において数十億ドルを節約し、ブロックチェーンを飢餓との戦いの武器として使用できると考えています。

Source: Unlock Blockchain